シティプロモーションアワード
優良取組事例のご紹介
シティプロモーションアワードで受賞された団体の取組をご紹介します。
ぜひ施策やアワード応募時の参考としてください。情報は随時更新してまいります。
埼玉県久喜市
育成を核とした地域コミュニティの創造
【取り組みの概要】
2020年、2022年と3x3日本一となった県立久喜高校を軸として、3x3を通じてまちを盛り上げたいと考える市民団体や市議会議員、企業経営者等が「3x3KUKI実行委員会」を結成。市と連携して市内5つの高校によるトーナメント大会を商業施設にて実施。
さらにこの取組みを受けて3x3プロチーム「埼玉ワイルドベアーズ」が市をホームタウンとしたことから、「育成」をコンセプトに、小学生大会や中高生大会を開催。並行して小中学生に対し、プロチームや高校生が連携して体験会を開催するなど、小学生-プロへの道筋を作る取組みを企業等と連携しながら実施している。
【評価されたポイント】
・久喜高校の全国優勝という契機を機敏に捉えプロチームの招致まで実現したことにより、健康寿命の延伸という地域課題への対応をシティプロモーションとして行うという視点は、広く周知に値する
・実行委員会は市民が中心となり運営されており、30を越える企業・個人からの協賛により資金的にも自立。いわゆる“自走”している。
・スポンサーの位置づけは資金の出し手というに留まらず、コーポレート
・ガバナンスの考えが持ち込まれることで、事業運営においてKPIとPDCAが求められる状況をむしろポジティブに捉えている
島根県飯南町
ブランドメッセージで表現するまちの魅力
【取り組みの概要】
「行政の方向性が住民に伝わっていない」「町との関わりしろがほしい」等の課題の解決のため、シティプロモーションに取組むこととした。まちの多様な魅力や方向性を一言で表現した「ブランドメッセージ」を住民とともに作成することから始まり、まちの暮らしの魅力を表現した書籍の発行、広報との連動企画などを実施。プロジェクトの全ての過程に住民が参画することで、住民が主体的にまちに関わり行動できる地域を作りだしている。
【評価されたポイント】
・町民中心にブランドメッセージ作り、決定「余白あります」を着実に進め、町内、書籍による町外へアピールを開始している。
・今後大きなロジックモデルを示し、庁内横断となり役場全体の取り組みに発展していく可能性を秘めている。